Program
KIDSBASEさんかくでは、ひとりひとりのお子様に合わせたプログラムをオーダーメイドで提供しています。
ここでは現在までKIDSBASEさんかくが実施してきたプログラムの例をご紹介いたします。
健康・生活では、子どもの心身の健康状態の維持と改善を目的とした支援をします。生活リズムの形成や、基本的な生活スキルの獲得などの支援をして、子どもの成長を促していきます。
運動・感覚では、子どもの姿勢や運動能力、動作の向上を目的とした支援をします。スポーツ活動や体操などの粗大運動や工作活動や紐通しなどの微細活動を通じて、「視覚」、「聴覚」、「触覚」などの感覚統合を目指します。
認知・行動では、空間、時間、数などの概念理解や、子どもの思考パターンの幅を広げ、その場に適した行動を行えるように支援をしていきます。抽象的な概念理解やインプット、アプトプットの方法などを支援し、子どもが適切に情報を理解し、環境に適応する力を養います。
言語・コミュニケーションでは、言語の形成や言語の理解と表現、コミュニケーション能力などに焦点を当て、他者との円滑なコミュニケーションをはかれるように支援をします。発話にまつわる支援のほか、一方的な会話や言語表現が乏しなどのコミュニケーションに対してSSTや指導員との日々の会話を通じて、コミュニケーションのスキルの向上を図ります。
人間関係・社会性では、他者との関りの形成や自己の理解と行動の調整、仲間づくりと集団への参加が育まれることを目的とした支援をします。共同作業の機会を増やしながら、一人遊びから共同遊びに変容し、最終的には協同遊びに変化を促せるように療育の中で様々な仕掛けを行います。
セカンドステップは、1980年代に米国にて作成された教育プログラムです。 2001年には、全米で『もっとも効果的なプログラム』として、米国教育省より最優秀賞を受けました。日本では300を超える学校や保育園、児童養護施設などで実施され、効果を上げています。様々なシチュエーション(不満や葛藤場面)が描かれている絵を見せて、登場している人物の気持ちを考えるプログラムです。KIDSBASEさんかくでは、プログラムを受ける子どもの身近にあったシチュエーションをテーマとして取り入れ、他者理解や自己理解を促せるように支援しています。
不満に思うことを考え言葉にする。
相手が受け入れられる言葉を考える。
KIDSBASEさんかくがオリジナルで作成した、アンガーコントロール、自己主張訓練の要素を取り入れえた、ソーシャルスキルトレーニングです。鉛筆、テレビ、トイレなど、怒りようもない物にあえて怒るゲームです。怒るポイントは「不便だなぁ。ここを改善できればいいのに」など、使っていて不満に思っていることを怒りながら伝えます。怒り終わった後は、丁寧に不便な点を改善してもらえるようにお願いをします。怒りようもない物にあえて怒るということは難しいものです。何に不満を感じているのかを考えるという客観的な視点が重要になります。また怒りを表した後に、丁寧な言葉で言い直す工程を挟むことで、相手が受け入れられる言葉を考えることが出来ます。
チームワークを学ぶ。
他者に喜んでもらうことで自信をつける。
未就学児(3歳~6歳)に向けて、笑ってもらえる絵本を作ることをテーマに、絵本づくりを行っております。それぞれの得意なことを活かしながら、以下の役割を分担するチームをつくり、1つの作品を完成させる取り組みを行っております。
①シナリオを考える。②キャラクターを考える。③セリフと絵を合わせる。④読み聞かせをする
絵本をつくる過程で、自身の得意、不得意を理解し、他者に不得意な点を補ってもらうなどのチームワークを学ぶことが出来ます。また未就学児がどのようなシナリオ、絵を入れれば笑うのかというテーマを子ども同士が話し合うことで、褒め合うことや認め合うシチュエーションが自然と生まれます。
(C) KIDS BASE SANKAKU